クレイジー・ストーン〜翡翠狂騒曲〜
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COMMENT

ニン・ハオ 監督

社会は進歩していますが、進歩により引き起こされた変化から、私達の価値に混乱と不均衡も起こすかもしれません。そしてその不均衡は、想像できないパワーを創り、社会に反発することもあるかもしれないです。

この映画はある貴重な宝石にまつわる物語です。
すべての人物は常に変わります。 世の中では、周りの大切なものが見えず、宝物探しに一生をささげる人もいれば、一所懸命働いて庶民的な生活を送ったら偶然にも一番貴重なお宝を得る人もいる。それはとても不思議なことではありませんか? もし私が学者であるならば、「20年間これよりおかしいことは見たことない!」と言うけれど、私は学者ではありません。 私はただのストーリーテラーです。そして、私が語りたいのは、この絶えず変化する時代に、普通の都市で起こる物語です。そして、この物語は偶然にも中国を背景にしています。

以前、友人に中国人にとってモラルは何だかと聞かれました。私は「頑張ること、正直さ、歓待、勇敢な精神」と答えました。友人に、中国人に残された唯一の道徳は、歌とダンスに熟達していることだと、笑われました。確かに、この映画にはパフォーマーたちが歌って踊る場面があります。彼女たちがその“石”の周りで歌い踊り始めたら、物事は狂い始めて危険になります。

私は『クレイジー・ストーン 〜翡翠狂騒曲〜』をブラックユーモアが加えられた、絶え間ない笑いを創るコメディだと考えます。真実に基いた話ではないけれど、本当の真実は何かって、誰が決めるものでしょう?

2007年7月21日(土)〜9月7日(金)
『中国映画の全貌2007』開催記念上映決定!! このページのトップへ
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