韓国と中国の歴史問題が起きる中で、高句麗は韓国の歴史だということを主張するために作られた歴史大作。百済の創始者となる温祚（オンジョ）など後の歴史を築いていく人物も多く登場します。韓国の歴史順に見るなら、まず「朱蒙」をご覧ください。

高句麗の領土をもっとも広げた英雄を檀君神話とあわせ、ファンタジー風に仕上げた歴史物語。キャスト以外に音楽でも、東方神起が主題歌を歌い、久石譲がＢＧＭという豪華な布陣がしかれたペ・ヨンジュン主演の時代劇。

24代の真興王の時代からドラマは始まり、善徳女王こと徳曼（トンマン）の生涯のライバルとなるミシルとの政治的な駆け引きと戦争の悲しみも描かれた2009年最高の話題作。

韓国の有名な小説家、崔仁浩（チェ・インホ）の小説を原作とし、反乱を起こした逆賊として歴史に名を残した張保皐を、新たな解釈を加え、作り上げられた歴史物語。時代劇キングのチェ・スジョンが主役を演じています。

高句麗の滅亡とともに、渤海国を建国する大祚榮の一代記を描いた歴史ドラマ。時代劇キングのチェ・スジョンがまたもや主役で、渤海国に関する中国・韓国の歴史問題の中、自国の歴史だということを主張するために作られた意味深い作品。

李氏朝鮮を中心とした時代劇が多かった中、初めて高麗時代を本格的に描いた作品。チェ・スジョンの時代劇デビュー作品でもあり、最高視聴率は60．2％。この作品がきっかけとなり、チェ・スジョンは時代劇スターの道を進むことになる…

太祖王建の孫娘であり、第5代高麗王景宗の妃であり、第7代王の穆宗の母でもある千秋太后は、国を惑わせた女性と非難されてきたが、実は、伝統を重視し、政治的な野望と能力を持った女傑だったという内容で制作された。

李氏朝鮮第16代王中宗の時代に生きた実在する人物で、並外れた美貌とずば抜けた知性により朝鮮一の呼び名を思うままにしていた妓生（キーセン）。詩人としても非常に有名。
人気若手俳優チャン・グンソクも出演しているので注目です。

16代王中宗の時代に「チャングム」という名が書き記されていたことから、監督が想像しながら作った歴史ドラマ。韓国宮廷料理を取り扱い、後半はメディカル時代劇と１作品で2度おいしいアジア圏で大ヒットした作品。

第16代国王仁祖の時代に起きた丙子胡乱により家門が没落するが、祖父の遺志を継ぎ、ノブレス・オブリージュを成し遂げようとするチェ・ククソン。慶州チェ氏12代300年に渡る富の土台を作った人物にスポットを当てたヒューマン時代劇。

李氏朝鮮19代国王粛宗の時代を描いたヒュージョン時代劇。2003年当時、タモペイン（茶母廃人）という言葉が話題になったほど、若い世代に影響を与えた作品。

朝鮮三大妖女として名高い張禧嬪（チャン・ヒビン）は19代国王の粛宗の側室になり、20代国王の景宗の母でもある。王宮の派閥争いに巻き込まれ、「美貌に秀でていた」ために後宮に送り込まれ、数奇な運命をたどる…

19代国王粛宗の側室で、21代国王英祖の母でもある同伊は、卑しい身分から女官へと大抜擢される。同時代に同じく、粛宗の側室である張禧嬪が登場し、同伊と対立する。2010年現在放送中の歴史ドラマ。

21代国王英祖の時代から23代純祖の時代を生きた済州島出身の女商人。済州島が飢饉にあったとき、全財産を投げ打ち、食料を提供する。萬徳に敬意を払い22代国王正祖は、島のルールを破り金剛山を見に行かせる。「名家」のチェ・ククソンと同じくノブレス・オブリージュを成し遂げた女性。

水原華城に代表される優れた建設技術など朝鮮末期文化に華を開かせ、好学の王としても名高いが、生涯に10回以上暗殺未遂事件が起きるなど波乱の人生を送ることになる正祖イ・サンの一代記を描いた歴史ドラマ。