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    『少林サッカー 』ラム・ジーチョンの監督デビュー作!
    笑劇的なジコチュー恋愛

    2005年/香港/35mm/カラー/ビスタ/85分
    原題:得閑飲茶
    日本語字幕:水田菜穂

    STAFF
    監督/脚本:ラム・ジーチョン
    脚本:フォン・ミンハン
         チャン・ポウチュン
    撮影:デイビー・ゾウ
    美術:ジョイ・チャン
    音楽:レイモンド・ウォン

    CAST
    アレックス・フォン
    ビアン・リアン

    解説

    配送会社の窓口を担当し、平凡で退屈な人生を送る男、マン。
    しかし、傲慢で美しい女性のカレンに出会ったことで彼の人生は一変してしまう。昼間はテレビ・ショッピング番組で司会を務めるカレンだが、夜になるとクラブやパーティに通い、楽しいひと時を過す相手を探す毎日。マンがカレンに好意を持っているのは明らかだが、カレンからは、"いつでも頼りにできて借りを返さなくても平気な都合のいい男"だと思われている。別の男性たちとの交際に失敗したカレンは、マンとの仲に救いを求めようとするが、ふたりの絆はすでに変化していた。はたしてマンの心は...

    『少林サッカー』など、チャウ・シンチー映画でおなじみのおデブさんタレント、ラム・ジーチョンの監督デビュー作。都市に暮らす若者の乾いた人間関係と恋愛模様を描いたコメディ。

    ラム・ジーチョン監督コメント

    最近、SMSとEメールで愛情を表現するのが普通になっていて、テクノロジーは私たちが感情を伝える方法をねじれさせた。21世紀に入って、私たちは人間関係に対してどんどん超然としていく。過去の恋愛観は今だと、時代遅れでダサイかもしれないけど、いつになっても美しい。香港は特別な場所です。香港のほとんどの女性がとても自己中心であることに驚いた(他の国では見たことないほど)。 このような個性から生まれたのが、新しい「恋愛の規則」:彼氏がいても常により良い男を探し続けること。

    皆さん、今持っているものを大切にしましょう。

    映画祭出品

    ☆第9回上海国際映画祭 Asian New Talent部門コンペティション出品
    ☆第8回台北映画祭 正式出品
    ☆第2回提川国際音楽映画祭 正式出品
    ☆第1回Jogja-NETPACアジア映画際 正式出品
    ☆第21回Umea国際映画祭 正式出品
    ☆第28回Mill Valley映画祭 正式出品
    ☆2006年ハワイ国際映画祭 正式出品
    ☆第19回東京国際映画祭 正式出品

    ラム・ジーチョン (林子聰) 監督 PROFILE

    1976年生まれ、香港出身。95年より香港のTVBチャンネルでテレビ脚本家としてキャリアをスタート。コメディアンで監督のチャウ・シンチーに誘われ作家集団The Star Overseasに参加、『少林サッカー』(01)に出演し、脚本にも携わる。2003年NOW.COMのネットムービー"Three: the Elevator"で脚本/出演。2004年、チャウ・シンチーと再び組、『カンフーハッスル』を共同制作し、同作のメイキングを監督する。本作で長編監督デビュー。2008年GW公開予定、亀山千広とチャウ・シンチープロデュース・柴咲コウ主演の話題作『少林少女』にも出演。